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2016年12月 7日 (水)

028 スキルアップ 【すきる-あっぷ】

技術や知識の向上。
多くの場合、転職するための理由あるいは口実にされている。


【使用例】
① 転職の理由は、貴院に勤めて――するためです。
② 小児科の調剤が中心で、とても――できる職場です。


【解説】
薬剤師は真面目で勉強熱心な人が多く、参考書を購入し自己学習したり、地域の勉強会に参加したり、日々自己研磨に勤しんでいる。あるいは施設内での勉強会や症例発表の場を設けたり、認定資格の取得を目指したりと、その専門性を磨く努力を怠らない。
こうして誰しもが多かれ少なかれ「スキルアップ」しているわけだが、それが己の努力ではどうにもならなくなった場合に、転職という選択肢が出現する。
具体的には、調剤薬局薬剤師が「急性期医療を勉強したい!」とか、総合病院薬剤師が「循環器に特化した病院で専門性を磨きたい!」といったケースである。


【新解釈】
このように、「スキルアップ」という言葉は至極前向きである一方、なんでもこう言っておけば薬剤師が喰い付くだろう、という悪しき風潮も見られる。薬剤師募集をかけている施設におけて、軽々しく「スキルアップ」などと書かれていたら要注意だ。

「小児科の調剤が中心! スキルアップできます」 
 (真意)→粉中心なので調剤がとても煩雑です
「総合病院なのであらゆる分野でスキルアップ!」
 (真意)→特に力を入れてる科はありません

スキルアップとは本来、施設側が押し売りするものではない。このような文言に振り回されないよう、自分のビジョンをしっかり持つようにしたいものだ。

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