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2012年2月 3日 (金)

疑いの目を養う

薬剤師という仕事をしていると、職業病なのか、いろいろなことを懐疑的に見るようになる。
処方箋に記載ミスはないか。
調剤ミスはないか。
この患者さんに、この薬で大丈夫なのか。

そもそも薬剤師業務の多くは、疑うことといっても過言ではない。

そのくせ、勉強会などで、あるデータがぽんと出されると、何の疑いもなく信じてしまうことも多々あるようだ。
これではいけない。

情報を疑ってかかることこそ、薬剤師の性分である。

ここでは、医療ニュースや文献からの情報を別の視点から見ることで、疑う能力を養ってみたい。
無理やりなこじつけが打ち出されることも多々あるが、大目に見てもらえれば幸いである。


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さて第一回のテーマはこちら。


喫煙が原因でがんなどで亡くなった大人の日本人は2007年に約12万9千人
高血圧が原因で脳卒中などで亡くなった人は約10万4千人と推定されることが、東京大や大阪大などの分析でわかった。
国際医学誌プロスメディシンに発表した。


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喫煙が原因となったがんや心筋梗塞、脳卒中での死亡者が約13万人という衝撃のニュースである。
確かに喫煙が動脈硬化を誘起したり、がんの因子になっていることもあるかもしれない。
だが、タバコを吸っていたからと言って、それを安易に<喫煙が原因>と決めつける根拠はどこにあるのか

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例えば、どのような人がタバコを吸っているのかを評価する必要もある。
職場でストレスに晒されて、タバコを一時の清涼剤として楽しみにしているのかもしれないし、仲間内で毎晩不規則な生活をしながら、手持ち無沙汰にタバコを吹かしているのかもしれない。

つまり、喫煙しなきゃやってらんないよ、というような過酷な環境に置かれている人こそが、タバコを吸っているのかもしれない
タバコそのものでは無く、そのような環境因子こそが、結果として病気の発症を誘発している、とも考えられる。

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この統計は非常に興味深いのだが、例えば塩分摂取を因子とした死亡者は約3万人肥満を因子とした死亡者は約2万人と、喫煙に比べて大きく下回っている
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<割合>では無く、<死亡者数>で統計しているところもポイントだ。
極端に言えば、塩分過剰摂取者が70万人、喫煙者が500万人いれば、そりゃあ絶対数で言えば、喫煙者の死亡数は高まるに決まってる。

少なくとも、このデータを見て「へぇ~タバコは一番危険なんだ~~。運動不足や飲酒や肥満より危険なんだってよ~」という解釈には無理がある。

とにかく、これが本当であれば、メタボメタボとCMで騒ぐより、タバコを法律で禁止すれば、年間約13万人は助かる計算になる。
ここはぜひとも、禁煙治療薬『チャ○ピックス』に期待したいところだ。


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↓ まあなんだかんだ言って、私は絶対にタバコは吸いませんけどね。


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2012年1月29日 (日)

ジェネリックの裏話

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ジェネリック(いわゆる後発品)
という言葉が、徐々に世間に知られるようになってきた。
その安い薬価設定から、国も使用を推進している。

2012年現在、「ジェネリックへの変更不可」という医師からの指示が無い限り、患者の了承を得た上であれば薬剤師の判断で先発品からジェネリックに変えることが出来る

しかし一方で、ジェネリックに抵抗感を持つ薬剤師は驚くほど多い。

先発品と同じ成分であり、同じ薬効を謳っていながらも、どこか信用性に欠けるというイメージが払拭できない。


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ここでは、そんなジェネリック医薬品の「悪い所」を、実例を挙げた上でクローズアップしたい。
もちろん、悪い所だけでは無いということは周知の通りである。

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①飲みにくい

先発品とジェネリックは、あくまで「同じ主成分」というだけで、錠剤の大きさが大きく異なるものがある。コンパクトで飲みやすかった先発品が、ジェネリックになるとサービスたっぷりに膨張してしまうものもある。

大きさだけならまだしも、味や匂いも変わる。
アルダクトンには特異な匂いがあるが、調剤するにあたって別段気になるほどでは無い。それが、ジェネリックのア○ラ○ノンになると、その臭いは強烈となる。
気を利かせて半錠の予製でもしようものなら、調剤室いっぱいに腐臭が漂う。製薬メーカーの製造過程で、ストップがかからなかったのか。
調剤ならまだいい。あれを服用する患者の身にもなって欲しい。

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Photo_2 

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②鑑査がしにくい

ただでさえ目を酷使する調剤鑑査の過程において、見やすいコードがあるというのは一時の清涼剤に成り得る。
例えば商品名が印字してあるもの。「ムコスタ」「オノン」など。あるいは色や形が特有で、見た目で区別が付きやすいもの。

ジェネリックには、こうした工夫を平気で無視する傾向が強い

やれ「S○520」だとか、「K○313」だとか、「SDN4○」だとか、「JKT○8」だとか、全くもうみんな一緒に見えるし、いちいち番号を覚えなければいけない薬剤師のことも考えて欲しい。

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Photo_3 


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③調剤がしにくい

見た目が同じように見えるのは、コードだけに留まらない。
箱の外観類似は、調剤過誤のリスクを大きく上昇させる。おそらく工場では、全く同じ製造ラインで作られ、商品名の印字だけを変えているのだろう。

横に並べてみると、箱の色、形状ともに全く同じ、という商品が実在する。


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④添加物が違う

先発品と同等の効果を謳ってはいるものの、添加物に関しては異なるケースがある
中には、添加物を変えることで、先発品を凌ぐ品質を手にしている後発品もあるが、それは例外中の例外である。

含まれる添加物の違いで、アレルギーの発症や、服用感の違い、そして安定性の違いが出てきてしまっているのが現状だ。もちろん先発品にもアレルギーの可能性はあるのだが、ずっと先発品を問題なく服用していた場合、「ジェネリックも同じ成分だから大丈夫」と必ずしも言い切れないところが怖い。


先日、某錠剤(ジェネリック)が著しく変色しているのが発見された。
自動分包機のカセッターに入れていたとはいえ、まださほど古くない錠剤だ。

これはメーカーの製造工程に問題があるのではと報告したところ、

「裸錠での安定性は、1ヶ月程度と考えて下さい」
とのこと。

1ヶ月p(`ε´q)???

バラ500錠包装で販売しているくせに、安定性が1ヵ月??

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⑤情報提供が不安

ジェネリックメーカーは、売り込みにはよく来るくせに、情報提供には来ないケースが多い。例えば添付文書の改訂。例えば商品名の変更。
ふと気付けば変わっている、ということもしばしばある。
郵送で案内が送られていればまだましな方だ。先発の大手メーカーでは考えられないことである。


先日、某錠剤(ジェネリック)の情報を聞こうと後発メーカーに電話を掛けた。

薬剤師 :「あの、○○錠のことでお伺いしたいんですけれど」
担当者 :「あ、わかりました。○○錠……ですね」
薬剤師 :「はい」
担当者 :「えっと……すみません、○○錠というのは、うちの会社の商品なんでしょうか


こんなメーカーから、信頼に足る情報が得られるとは露ほども思えない。


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⑥商品供給が不安

ジェネリックメーカーは、売上が悪かったり、製造工程で問題があったりすると、すぐに製造を中止する傾向にある。
せっかくジェネリックを導入したのに、メーカーの勝手な言い分で、再度先発品に戻ったということも何度かある。
在庫管理やマスター管理が非常に面倒なことになっているのに気付いているのだろうか。

それなのに、売り込みの時には「薬価」「政府」「35%」を巧みに操り、ぜひにと頭を下げてくる。ジェネリックメーカーの脆い製造ラインに比して、案外MRの面の皮は厚いのかもしれない。


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※ あくまで一個人での意見/考えです。後発品にもメリットは多くありますが、今回はデメリットに話を絞って書きました。
..


↓ ちょっと辛口でした。でもそういう一面もあることを理解して。

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2011年12月20日 (火)

新薬ランキング 2011年

2011年に発売された新薬、その中で「これを待っていた!」という画期的な新薬を、ワタクシ独断と偏見だけでランキングしたものです。

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第11位 『リクシアナ錠』

第Ⅹ因子阻害剤に分類される、抗凝固剤です。
従来はヘパリンが用いられ、さらにアリクストラが登場し、そして本剤という経口剤が開発されました。
適応が、手術後の静脈血栓症発症抑制という縛りがあるため、使用頻度はさほど多くはありません。今後の動向に期待。

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第10位 『テラビック錠』

C型肝炎の治療に用います。
従来、インターフェロンα製剤のみでは、ジェノタイプ1および高ウイルス量のC型肝炎に効果はあまり期待できませんでした。
それがリバビリンの併用により治療効果は向上し、さらに本剤との三剤併用となることで、より一層有効性が期待できます

問題はリバビリンにあったような、頻度の高い副作用ですが、こればかりは市販後しばらく使用実績を積まないとわからないでしょう。
さらに他剤との相互作用が多いことも注意が必要です。
1日薬価はおよそ4200円、リバビリンより高値となっています。

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第9位 『イクセロンパッチ』

これも待望された製剤です。アルツハイマーに適応を持つ貼り薬で、機序としてはアリセプトと同様です。

飲ませる必要が無く、ただ皮膚に貼ればいいということで、介護者や家族の負担が軽減すると予想されます。
ただ、数多く薬を飲んでいる場合、アルツハイマーの薬だけ貼り薬に変えても、あまり意味は無いのかも。剥がされたり、痒みが出たりして、却って負担が増えたりして。
規格が四つというのも「う~ん」ポイントですね。 厳しくこの順位で。

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第8位 『ジスロマック点滴静注用』

従来はエリスロシンしか無かったマクロライド系抗生剤に、新たな選択肢が増えます。
今後、どのような位置付けになるのか、興味は尽きませんが、
マクロライド耐性菌が問題となっている今、本剤の運命はどうなるか
とりあえずこの順位で経過見。

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第7位 『アクレフ口腔粘膜吸収剤』

チュッパチャッ○スを彷彿とさせる本製剤ですが、国内初のフェンタニル製剤でのレスキューになります。デュロテップやフェントスに組み合わせて使用頻度が増えることが予想されます。
やはり問題となるのはその薬価、一番規格の大きい800μg製剤で、一本2500円もします。
ちなみにチュッパチャッ○スなら一本30円です。

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第6位 『イムセラ/ジレニアカプセル』

多発性硬化症に適応を持つ、新規薬剤です。
従来は、ベタフェロンなどのインターフェロンβ製剤しか選択肢はありませんでしたが、本剤はスフィンゴシン1-リン酸受容体1に結合し、結果として免疫調節作用を持つという、何とも古い薬剤師泣かせの作用機序となっています。

経口という手軽さも、使いやすいと言えるでしょう。
薬価は一日およそ8200円、これくらいは仕方ないのかもしれません。

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第5位 『ノルスパンテープ』

1週間ごとに貼り替えるレペタンの貼り薬製剤です。
大きな特徴は、適応が整形分野、ということでしょうか。貼り薬ではモーラスやボルタレンテープが大きな顔をしていますが、効果不十分で一日5枚も6枚もぺたぺたと使われているという実体がありました。

生死に関わる疾患でも無く、「ちょっと我慢して」とあしらわれる例も多いでしょう。飲み薬だと胃潰瘍が心配、そんな例にもワンランク上のテープ剤は嬉しい選択です。
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1週間貼り替えが吉と出るか凶と出るか。
あとは2種の向精神薬なので、管理がちょっと……ね。

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第4位 『フェブリク錠』

高尿酸血症に用いる、キサンチンオキシダーゼ阻害剤です。
大きな特徴は排泄経路で、腎機能低下でも蓄積が少ない。ザイロリックでは活性代謝物の蓄積による副作用が問題となっていました。
薬価は10㎎製剤で31円、ザイロリックとさほど変わりなく、第1選択としても使いやすい製剤と言えます。
いやむしろ、今後ザイロリックの存在意義が危ぶまれることでしょう。

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第3位 『ボノテオ/リカルボン錠50㎎』

言わずと知れた、月に一度飲むという、マンスリー製剤です。.

持続性をウリにする時代の流れは止まらない。来年はどんな持続性製剤が出るか、楽しみでなりません。

ただ、早くも「飲み忘れが問題」「(入院中は)オーダーを忘れやすい」など、辛口の声も挙がっています

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第2位 『メマリー錠』

東日本大震災の影響で発売延期となり、ようやく発売になったことで、「ついにきた!」と拍手喝采を浴びた医薬品です(たぶん)。
機序としてはNMDA拮抗剤、アルツハイマーに適応を持つ薬剤です。

従来、アリセプトが唯一の王者として君臨していたこの分野ですが、今年は大きな変動がありました。メマリーはアリセプトと全く異なる機序であり、両者の併用ももちろん出来ます。
なにより、攻撃性の抑制、というアリセプトでは不十分(むしろ悪化が懸念)な効果を持ということが、介護者や家族にとってはこの上ない薬剤となることでしょう。

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第1位 『キュビシン静注用』

新規作用機序を持つ、抗MRSA製剤です。
ザイボックスが登場し、その薬価設定に度肝を抜かれたのは記憶に新しいですが、また選択肢が増えるのは良いことです。
ただ、(毎度のことですが)安易な使用が増えることは懸念されますね。
それと、左心系の心内膜炎には有効性は認められておらず、肺炎にも使用できないという縛りはあります。

薬価は一日量でおよそ13,000円、これはザイボックス(およそ36,000円)よりもかなり安価な設定となっています。

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番外編 ~2011年の、やっちまった新薬~

第1位 『プ○ザキサカプセル』

何がやっちまったって、まず一包化できないこと。長期服用が予想される抗凝固剤において、コンプライアンス低下の要因となり得る。
さらにその大きさ。もう少し小さく出来ないか
何より、腎排泄という扱いにくさ。当初は、ワーファリンとは違い個人差が小さく、PT測定でモニターする必要が無い、ということをウリにしていたが、完全に裏目に出ている。
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腎機能は脱水や心不全の状態などに左右される。つまり、腎排泄能が安定しない人にとっては、<効果の指標が無い>ということは致命的である。
噂によると、今年上半期はワーファリンからプ○ザキサ、下半期はプ○ザキサからワーファリンへの<出戻り現象>が多発したという。

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第2位 『ムコ○タ点眼液』

インパクトはありますが、その色はいただけない。
真っ白な液体。とても目の中に入れる気にはなれない。点眼後、しばらくは霧視となり、他人からは「あれー? 牛乳こぼした(笑)?」と指を差される。
夜に、家でこっそり人目を忍んで使う分にはいいが、日中オフィスで使うには相応の勇気が必要だ。
さらに、ものすごい苦みが後から襲ってくる。しっかり鼻涙管を抑える必要がある。
この際、点眼手技をムコスタ点眼液で実践するのもいいかもしれない

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第3位 『ソ○アス配合錠』

アクトスとアマリールの合剤である。
この流れも、いい加減にして欲しいものだ。他に配合するものなら、いくらでもあるだろうに。
アマリールの規格が1㎎と3㎎しかないというのも納得できない。よほどのピンポイントで「これで丁度いい!」という例にしか、処方できないのでは。.


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↓ 今年も粒ぞろいでした。

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2011年12月 3日 (土)

前のサイトから合算して、
気付けば総アクセスが

50000件を超えました。

こんなしょーもないブログに訪問下さり、感謝です。

これからもよろしくお願いしますr(^ω^*)))

2011年12月 1日 (木)

恐怖体験 2

さて、今だから話せる恐怖体験、

家で遭った金縛り体験を二つほど書いておきます。

思い返すと1ヶ月に1回程度は金縛りに遭っていましたが、体が動かないこと自体は、さほど怖くないんです。「あ、動かない」って思うくらいで、意外と冷静にいろんなことを考えています
「今何時くらいだろ?」とか、「最近疲れてたのかなぁ」とか。

「今、脳からの指令が体に届いてない状態なんだな」と、理系アタマならではの感慨に耽ったりもしました。

でも、その後にやってくる「誰か(何者か)の気配」がもの凄く怖い


先日は、ベッドの上を何かが歩いてる体験を書きました。
他にあったのは、目を瞑っているはずなのに、暗闇の中をすーっと意識が先に進んでいく感覚がして、その先に赤ちゃんがいる、というものです。
怖いというより、不思議な感覚でした。
赤ちゃんは笑っていたように思いますがあまり覚えてません。


あと、これは家で遭った金縛りで最も怖かったのですが、

ウチは12畳一間(キッチン込み)で、キッチンとリビングの間に、カウンターがあるんです。
ワンルームなので大きいものでは無く、幅は1メートル無いくらい。

キッチンからは、そのカウンター越しにリビングが見渡せるのですが……。


ある日の夜、ベッドで横になって暗いキッチンの方を見ていました。もしかしたらそれは夢だったのかもしれませんが、夢にしてもあまりにリアルで、現実そのものでした。
薄い明りもそうだし、その視界、光景、自分の位置、どれをとっても現実そのままです。

どうしてキッチンの方を見たのかは覚えていません。電気を消すとキッチンの方は真っ暗になるので、怖いから夜中はあまり見ないのですが。

ふいに、黒い影が横切ったのがわかりました。
それはカウンターの上を、行ったり来たりで歩いていました。
高さは数十センチだと思います。それがカウンターの上を歩き回っていたんです。
もの凄く怖くなって、じっと目を閉じていました。あの時ほど、体が動かない恐怖を実感したことはありません。

それからいつの間に寝たのか、あるいは最初から全てが夢だったのか、気付けば朝になっていました。

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↓ それからたっぷり一週間は、電気を付けたまま寝てました。

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2011年11月27日 (日)

恐怖体験 1

薬学とは全く関係ありませんが、過去にあった恐怖体験を披露していきます。

私は霊感など全くないと自負しており、「○○号室には結構出るらしい」とか、「病院内の○○に、よく子供が座っている」なんてことを聞いても、見えないものは見えないわけで。


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ただ、一時期、なぜかわからないけど妙に金縛りに遭っていました。
1ヶ月に1回くらいでしょうか。
多分、霊感の強い人と一緒にいた時期と重なってるので、「呼んでいた」のかなぁと漠然と今では考えてます。

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それまで助手席で普通に喋ってたのに、なぜか急に体を固くして何も話してくれなくなったり。何も無い窓の外を凝視されたり。あるいは私の方を全く見なくなったり。「何かいんのか?」と怖くなることが多々ありましたが、後になって聞いても教えてもらえませんでした。

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そんな時期、夜中に金縛りに遭いました。
<疲れてると、意識が目覚めても体は眠りについたままで、金縛りのような状態になる>と聞いたことがあり、さほど気にしていませんでした。
意識が集中できないというか、例えば足を動かそうと思っても脳からの指令がうまく出来ず、もどかしい感じでした。

気持ち悪さはありましたが、「まあいいや」とできるだけ気楽に考え、なんとか眠ろうとしました。


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すると。

寝ているベッドの上に、「誰か」が立っているような気がしました。
足元のあたり、ベッドが凹んでいるのが感覚として伝わってくるのです。
それは少しずつ移動して、足元のあたりをぐるぐると回っています。

さほど重いものでは無く、軽いものが乗っかっている感覚。動きは早く、ちょうど<5~6歳の子供がベッドの上を歩きまわってる>と表現するのが一番適切な、そんなような動きでした。

もちろん怖くて目は開けられず。

開けていたら、目の前には何があったのでしょう。


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↓ 今も同じ部屋に住んでます。

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2011年11月23日 (水)

イラッとくる処方 -6

イラッとくる処方
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Rp : ミカルディス錠40㎎  1錠

         ノルバスク錠5㎎  1錠    

        1日1回朝食後  30日分 (一包化)



ミカムロありますけどーーー!(心の声)



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↓ ふぅ。合剤の普及率はまだまだ……。その前に薬品名と規格を覚えなきゃ。 

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2011年11月13日 (日)

その服薬指導、大丈夫?? -3

さて、日頃の「服薬指導」に敢えてケチをつけるという、無謀この上ないこのコーナー、

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第3回目のテーマはこちら

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≪鉄剤を飲むと便が黒くなることがありますが心配いりません≫


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フェロミアやフェログラデュメットのような鉄剤を服用した場合、それが糞便中に排泄された場合、結構な頻度で黒色便が現れることがある。

これは事前に説明しておかないと、患者を不安にさせてしまうことがあるので、上記のような服薬指導は重要だろう。

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だがやはり、状況を見て説明するべきである。
例えば消化管出血が由来で貧血となり、鉄剤を服用しているケースもあるだろう。
黒色便はもしかして鉄剤の色では無く、出血を示すサインなのかもしれない

これを安易に「問題ありません」と説明してしまうと、重大な消化管出血を見逃すことにもなりかねない。

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明らかな鉄欠乏で鉄剤を服用している場合は、黒色便を「心配ありません」と説明しても良いだろうが、
背景に消化性潰瘍があったり、抗血栓薬や抗凝固薬を服用しているケースでは、注意深く経過を見ていく必要がある。


詳細は内視鏡で覗かないとわからないだろうが、腹痛や食欲不振、貧血様症状などの有無も確認するべきと考える。
「心配いらない」と安心させたい気持ちはわかるが、時には慎重に経過を見る必要もあるのではないか。




たまには真面目な記事も書かないと(^-^;

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2011年11月 9日 (水)

学会あれこれ

薬剤師であれば、誰しも「学会」あるいは「研究会」というものに参加し、モチベーションを高めているのではないだろうか。

大学時代の同期の、成長した姿に刺激を受けたり、あるいは自身が演者となり活躍されている方もいるだろう。

私もつい先日、『薬局学会』なるものへ行ってきた。
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――薬局学会。

その曖昧な、何をしているのかよくわからない響きに興味をそそられ、病院薬剤師であるにも関わらず参加したのだ。

まさにこれぞ、『薬局学会』だと思った。
製薬企業の面々は、私の胸に付けられた<○○病院>というネームプレートを一目見ると、半開きの口と歪ませた頬を軽く引き攣らせ、そのまま素通りしていった。

……というのは大袈裟だが、やはり病院と薬局という勤務形態の違いが如実に出ていたように思う。
それが衝撃でもあり、ああなるほどと思ったり、こんな程度なのかと眉を潜め、あるいは着眼点の素晴らしさに舌を巻いた。

とにかく、私にとっては非常に有意義な学会だったのである。

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さて、前置きが長くなったが、世の中にはあまり知られていない、隠れた(というのも失礼だが)学会がきっとあるのではないか。
そう思い、軽く調べてみた。

以下、私が単なる興味で抽出した、

<参加してみたい学会 ランキング5>

を提示する。

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5位
『第14回ペプチドフォーラム』

何を置いても、「ペプチド」である。この、守備範囲が広いのか狭いのかよくわからない曖昧さ加減が堪らない。
生体の機能をペプチドレベルで探っているのか。あるいは薬剤の作用機序をペプチド単位で解析しているのか。
一つ言えるのは、「タンパク質」でも「アミノ酸」でも無く、「ペプチド」である、ということだ。
まして「脂質」や「糖質」など、門前払いもいいところだろう。

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4位
『第48回 好塩微生物研究会』

思わずニヤリとしてしまうだろう。
塩を好む微生物が、この世にどれほどいるのか。
それなのに、その微生物に的を絞った研究会があるのだ。
砂糖好きでもいけない。湿度や温暖好きなど、邪道なだけだ。まして酸素がある無いなど、どうでもいい。

あくまで、塩だ。

48回も続いているところにも注目しよう。
塩好きの微生物について、既に47回も熱い講演が繰り広げられているのだ。それでもまだ飽き足らない。48回目がある。来年はきっと、49回目があるのだろう。
まだまだ奥が深い。
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3位
『第31回 関西股関節研究会』

このマニアックさ加減は、なかなか合格点を出すことの無い薬剤師の世界でも、十分通用する。
なんせテーマが「股関節」である。

メジャーどころの「膝」では無い。「指」や「頸椎」でも無い。「大腿」でも無ければ「腰」でも無いのだ。このピンポイントチョイスは驚愕に値する。


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2位
『第66回 食道色素研究会』

これは何だ、と声を大にして言いたい。
食道の色素を研究する会とは、これ一体何をしているのか。食道が「いいピンク色をしている」とか、「お前ちょっと茶色いぞ」とか、「なんか粘膜の色素、薄くね?」みたいなことを話し合っているのか。
あるいは検査等で使用する試薬などの研究なのか。

66回も続いてなお、まだ結論が出ていない(であろう)この分野に敬意を表するとともに、一体どれほどの派生をしているのか、ぜひ知りたい。

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1位
『第83回 職場ストレス研究会』

栄えある第1位は、これにしようと思う。
まず、83回も続いた歴史あるこの研究会の、知名度のあまりの低さに涙するとともに、近年の職場うつや職場環境の悪化を以てしても、まるでスポットライトを浴びることなく小さな会議室で愛妻弁当を囲みながら談義する「職場ストレス研究会」の、そのあまりの実直な姿勢に拍手を送りたい。

という冗談はさておき。

ストレスが溜まりやすい職場の環境や、上司の性格、部下からの心無い一言など、ありとあらゆる方面からの「ストレス」を研究しているに違いない。

あるいは川柳形式で、ずらっと発表しているのだろうか。
あるいは実体験の告白を主として、独白形式にしているのだろうか。
あるいはストレス発散の様々な方法を紹介し、それを試す場なのだろうか。

興味は尽きない。
いずれ、この研究会に「職場ストレスで健康を損なった私体験」というテーマで講演を行なうことを夢見て、ひとまず筆を置く。


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↓ 学会なんか興味無かったけど、行ってみたくなった! って方はポチっと

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2011年11月 1日 (火)

イラッとくる処方 -5

イラッとくる処方
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Rp : ブロプレス錠8㎎  0.5錠    

        1日1回朝食後   56日分


ブロプレス4㎎錠ありますけどーーー!(心の声)



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↓ でも病院採用品じゃないってことで、変えられないとこも多いですよね。 

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